── TheAnswersPartyの立場表明
近年、財務省は「国の借金は過去最大」「将来世代へのツケだ」などと称して、
国民に対して増税・緊縮路線の正当性を繰り返し訴えています。
その根拠として必ず引用されるのが、財政法第4条です。
◆ 財政法第4条とは何か?
「国の歳出は、租税その他の収入をもってその財源としなければならない」
(ただし、公共事業・災害対策などに限り、建設国債を発行できる)
これは昭和22年、戦後復興期の財政規律を意図して制定されたものであり、
現代の貨幣制度や信用創造とはそぐわない極めて古い設計です。
◆ 財務省は何をしているのか?
財務省はこの第4条を「守るべき鉄則」としながら:
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「国債は返済しなければならない借金」
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「返済原資は将来の税金=将来世代の負担」
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「だからこそ、今こそ増税が必要」
とする論理展開を繰り返しています。
これは一見もっともらしく見えますが、実際には:
自らが依拠する条文の正当性を、自らの“演出”によって補強している
という、制度的に極めて危険な詐術構造です。
◆ 自縄自縛の構造的詐術
財務省のやっていることを平たく言えば:
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「法律(第4条)上こうするべき」と主張
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それに合うように危機を演出(借金時計・将来世代論・財政破綻論)
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結果、「やはり第4条は必要だった」と自己正当化
これではまるで、**自作自演の「演出国家」**です。
◆ TheAnswersPartyの立場
TheAnswersPartyは、以下を明言します:
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財政法第4条は、現代の信用貨幣制度と整合しない制度的遺物である。
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「国債=将来世代へのツケ」という言説は、構造的な誤謬と印象操作である。
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自国通貨建て国債においては、政府の債務は資産と同義であり、返済不能にはなりえない。
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真に国民の生活と未来を守るためには、貨幣供給の主軸として国債を再評価すべきである。
◆ 最後に
財務省による「制度維持のための制度演出」は、
国家運営の設計原理を歪め、国民主権を侵食するものである。
私たちは、財政運営の再構築を通じて、
真に「設計思想に基づいた国家」を目指します。
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