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── 公明党・岡本みつなり政調会長の発言に対するTheAnswersPartyの立場
2025年7月、街頭演説において公明党・岡本みつなり政調会長はこう述べました:
「政府系ファンドを立ち上げて、国民の皆様から集めたお金を政府が運用して、政策の財源を生み出す」
一見すれば前向きで創造的な提案に聞こえるかもしれません。
しかしこの発言は、国家財政の基本構造を無理解なまま歪めたものであり、経済政策の原則に反する極めて危険な誤謬を内包しています。
私たちTheAnswersPartyは、これを**“新たな収奪”の正当化**と捉え、強く反対の立場を表明します。
◆ 「投資で財源をつくる」という幻想
「投資によって政府が利益を得て、それを政策財源とする」──
この考え方は、一見して“努力で稼ぐ政府”を描くかのようですが、その実態は、国民の資産を用いた市場博打に他なりません。
投資とは本質的に勝者と敗者を生む構造であり、政府が勝てば、誰かが負けている。
その誰かとは、多くの場合、一般国民です。
つまりこれは、
国家が胴元となって市場で国民から資金を吸い上げる構造
であり、「形を変えた税」=収奪に他なりません。
◆ 貨幣量を増やさない限り、経済はゼロサムに堕する
経済成長とは、貨幣量(信用総量)の拡大とともに進むものです。
国債発行や通貨供給によって、はじめて新たな需要が生まれ、民間の富が創出されます。
一方で、「貨幣量が増えない」環境において投資で儲けるという行為は、誰かの“取り分”を奪うことを前提にしたゼロサムゲームでしかありません。
私たちが望む国家は、国民から取り上げて成り立つものではなく、
信用創造を通じて未来の富を先取りし、共に育てていく国家です。
◆ 「愚直な政党」か、それとも「愚かに直行する政党」か
岡本氏はご自身の政党を「愚直な政党」と称されました。
しかし、構造を理解しないまま制度内で「まじめに」努力することが、国民に損害をもたらすのであれば、それはもはや「善意の仮面を被った害悪」でしかありません。
制度設計を誤った状態で愚直に進めば、破局に直行するだけです。
◆ TheAnswersPartyの立場
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政府の使命は、「稼ぐこと」ではなく、「設計すること」です。
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財源は投資利益ではなく、国債発行など正当な信用創造によって生み出すべきです。
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経済を成長させるためには、貨幣量を増やすという原理原則に立ち返る必要があります。
私たちは、国家が国民の富を賭場に投じるような政策には、徹底して抗戦していきます。
そして、本質を直視し、設計思想に基づいた経済運営を訴えてまいります。
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