2025年8月6日水曜日

「価格転嫁で賃上げ」は詐術――なぜ庶民が“賃上げ原資”を払わされているのか?

 「価格転嫁で賃上げを実現せよ」

最近の政府は、企業に対してこう叫んでいる。
「賃金を上げるために、価格を上げろ」と。

一見、賃上げを後押ししているように見えるこの方針。
だが、冷静に考えてみてほしい。

その“価格転嫁”のツケを払っているのは誰か?


📦価格転嫁の構造

価格転嫁とは、企業が上昇した人件費・原材料費を商品価格に反映させること
つまり、「賃上げしたから、その分値上げします」ということだ。

では、その値上げを負担するのは?

  • 企業ではない

  • 政府でもない

  • 消費者(=庶民)である


🧨政府の主張を翻訳すると、こうなる

「経済は拡大できないので、庶民から搾り取って、給料を上げてください」


🧠本来あるべき順序は、逆である

  1. 政府が通貨を発行し(国債)

  2. 実体経済(公共事業・福祉・教育など)に投資し

  3. 雇用と所得を生み

  4. 民間企業も利益を得て自然に賃上げが進む

  5. 可処分所得も増え、消費が回る

これが健全な経済循環である。


💣だが今の政府は、こう言っている

  • 通貨は刷りたくない

  • 財政出動はしたくない

  • でも賃上げはしてほしい

だから「お前たち(企業)が値上げして、庶民からむしり取って、その分給料に回せ」となる。


📉その結果どうなったか?

  • 商品価格は軒並み値上がり

  • 名目賃金は一部で上昇

  • だが実質賃金は2022年4月以降ほぼマイナス(2025年8月時点)

  • 生活は苦しくなるばかり

それでも政府は「賃上げが進んでいる」と言い張っている。


🎭これはもはや経済政策ではない、「詐術」である

  • パイを大きくせず

  • 奪い合いの中で“成功したふり”を演出する

そんな賃上げは、社会を疲弊させるだけだ。


✊問うべきは、ただ一つ:

なぜ政府は通貨を発行して経済を拡大しようとしないのか?

その問いなしに、「賃上げ」など成立しない。

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