■ 1. 現行税制の核心的問題
● ① 経費認定に裁量が入りすぎる
税務調査・経費認定・特例適用などで、担当官の判断幅が大きく、
“誰が得をし、誰が損をするか”が構造的に揺らぐ仕組みになっている。
● ② 特例・控除・減免が業界別に多すぎる
特定産業に優遇措置が集中し、
ロビー力・関係性・財務省との力関係が“税負担の差”として現れる。
ここが公平性を壊す最大要因。
● ③ ルールの複雑化が“恣意的運用”の温床
法令・通達・質疑応答に枝分かれが続き、
庶民と中小企業だけがリスクと負担を被る構造が続いている。
■ 2. 税務AI化の効果と限界
● 〈効果〉運用の公平性は大幅に上がる
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データに基づく一貫判断
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監査可能なログ
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地方差・担当者差の消滅
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行政コストの削減
これは間違いなく実現する。
● 〈限界〉制度の“根の歪み”は消せない
AI化しても残る余地:
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「異常値」の判断
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「判断基準そのもの」の設計
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グレーゾーンの線引き
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新領域の税務解釈
つまり、
制度の最終決定権は必ず官僚側に残る。
AIは“工具”であり、“制度のリセット”ではない。
■ 3. 本質的な解決:経費概念を廃止する
複雑化と恣意性の源泉はここにある。
● ① 裁量余地の完全消滅
「経費に入るかどうか」という最大の曖昧領域がなくなる。
● ② 行政負担の劇的削減
領収書、仕訳、調査、訴訟など経費関連業務の90%以上が消える。
● ③ 国民の防御コストがゼロに
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税務調査リスク
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担当官の判断への依存
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曖昧さによる時間浪費
これらが構造的に消滅。
● ④ 官僚の“解釈権限”が縮小
制度の簡素化により、
特例・裁量の余地そのものが制度から除去される。
● ⑤ 公平性の本当の意味での実現
業種・規模・ロビー力で差が出なくなる。
■ 4. “経費撤廃+低税率”モデルが最強な理由
経費を消すと、「税率を下げればすべての歪みが中立化する」という構造になる。
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特例が不要
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控除も不要
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グレーゾーンもゼロ
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調整不要
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誰でも理解できる
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AIに最適化しやすい
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監査の透明度が最大化
制度の複雑性が激減し、国家の税務運営が“公平・低コスト・恣意性ゼロ”に近づく。
■ 5. 「AI税務」と「経費撤廃税制」の位置づけ
結論:
AI化は“運用を整える策”。
経費撤廃+低税率は“構造を正す策”。
■ 6. まとめ(TheAnswersPartyの立場)
租税公平の核心は「裁量の排除」。
AIは裁量を減らす、
経費撤廃は裁量の“源泉”を消す。
したがって、我々の主張は:
〇 経費概念の廃止
▶ 単一低税率への統合
▶ その上で税務AI化(透明な自動処理)
この順番が最も強力で、一貫している。
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