政治に期待できない、って感じている人、少なくないと思います。
「選挙に行っても、どうせ何も変わらない」
「自分の声なんて、届くはずがない」
そんな空気が広がる中で、ちょっとだけ新しい発想を紹介したいと思います。
その名も――「国民合議制(こくみんごうぎせい)」。
■ 国民合議制ってどんなもの?
簡単に言うと、みんなが政策アイデアを出して、応援したり反対したりできるネット上の仕組みです。選挙みたいに何年かに1回投票するだけじゃなくて、もっと日常的に政治に関われるようにしよう、という考え方。
具体的にはこんな感じ:
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誰でも「こういう政策があったらいいな」と提案できる
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それに対して、みんなが賛成・反対・コメントできる
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たくさんの支持が集まった提案は、ちゃんと政治家や役所が検討しなきゃいけない
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投票や意見投稿には、マイナンバーなどを活用して「1人1票」の仕組みを守る
SNSみたいに炎上したら終わり、じゃなくて、「ちゃんと見てくれる場所」にしたいんです。
■ なんでそんな制度が必要なの?
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若い人が政治に興味を持ちにくい
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自分の生活に関係ある話なのに、声を届ける手段がない
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選挙のたびに「選択肢がピンとこない」
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投票率が下がって、政治の正当性が危うい
そういう悩み、全部「仕組みの側」が悪い部分もあるんです。
だから仕組みを変える。参加しやすく、声が届きやすくする。
■ どうやって始めるの?
いきなり国レベルで始めるのはハードルが高いので、まずは小さな自治体や市区町村での試験運用から。
たとえば「市民が使えるネット掲示板+投票機能」みたいな形で始めて、徐々に広げていく。
オンライン投票だって、マイナンバーカードがある今ならできる土台はあります。
■ これって、政治をもっと開く方法なんじゃない?
今のままじゃ、「選挙で代表を選ぶ」しか政治に関わる方法がない。
でも、それだけだと限界がある時代になっています。
国民合議制は、“政治のアップデート”の第一歩です。
みんなの声で、社会をちょっとずつ変えていく。
政治を「選ばれた人のもの」から「みんなのもの」へ。
そんな未来を、一緒に考えていきませんか?
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